2007年02月01日
「濃いお茶」が売れる中、茶カテキンサプリで、またまた肝障害
エコナに続く、花王のヘルシー系の食品・高濃度茶カテキンを配合し、体脂肪減少に効果的といわれるヘルシア緑茶。
高濃度茶カテキンが原因と疑われる肝臓障害がカナダで報告された。
ヘルシアと同程度の量のカテキン(600mg)が入ったサプリメントを6ヶ月とり続けて肝臓障害を起こしたカナダの女性のケースは、次のようなものだ。
参考記事:http://news.livedoor.com/article/detail/3006356/
42歳の女性が、黄疸と腹部の痛みを訴え入院。肝機能検査の結果は異常な値を示した。
入院後も患者の状態は悪化し、錯乱と脳症を起こして入院後9日目で昏睡状態になった。
検査の結果、中毒性肝炎と診断され入院17日目に肝臓移植が行われた。
患者は入院6ヶ月前から、カフェインを抜いた緑茶から抽出したカテキンのサプリメントを1日6カプセル(カテキン量で600mg)飲んでいた。
このサプリメントはヘルシアと同様、体重減少用に使用されており、
カナダでの販売は認められていない
フランス、スペインでも12件の肝臓障害が報告されており、販売禁止措置もとられている。
日本でトクホに許可した厚労省は、審議の議事録さえ十分に取らない杜撰な審査しかしていないことも判明した。
特定成分を濃縮した健康食品は、一歩間違うと病気になってしまう。
茶カテキンはお茶に配合されているため、茶カテキンは多くの人が一度は摂取したことがある成分であろう。
ヘルシアの場合、茶カテキンを通常の5倍にも濃縮した成分を短期間で摂取することになる。
勿論数回飲んだだけでは、体脂肪が減ることはなく、そして毎日定期的に飲み続けた結果、
体脂肪が減ったことをデータとして提示している。
つまり、体脂肪を減らすためには「毎日飲む事」、「定期的に摂取すること」を暗に推奨していると言えるだろう。
化学会社である花王が研究した食品であるため、発売当初から注目を集めた。
発売当初はコンビニで限定販売をすることで、爆発的にヒットした。
ヘルシアの大ヒットを受けて、現在では多くの会社で「濃いお茶」が販売されている。
また、健康に気を使った飲食店ではヘルシアで割った焼酎カクテルなども登場している。
既に成分を通常よりも濃くした「濃いお茶」はニーズとして定着したと言っても良いかもしれない。
花王はカテキンの研究を続けており、2005年には、研究論文としてカテキンを飲む事で持久力がアップするという研究も報告している。
----[内容]-----
カテキン豊富な緑茶抽出成分(0.2%-0.5% [w/w])を10週間投与したマウスは、与えた緑茶抽出成分量に比例して運動持続時間が改善。
緑茶抽出成分は骨格筋の脂肪利用を促進して、炭水化物の利用を抑制し、運動持続時間を延長。
体重75kgの運動選手が毎日0.8リットルの緑茶を飲むと今回と同じような持久力の向上が期待できると述べている。
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成分を濃縮したものは、身体に負荷がかかる人もいるため、
身体に望ましい結果が出ない人もいることでしょう。
濃縮されたものの摂りすぎには各自で注意が必要かもしれません。


