大豆タンパク

2007年01月15日

イソフラボンを食事やサプリメントとして摂取することは推奨されない

最近、あるある大辞典の効果で、何かと納豆の話題が豊富です。

株式市場を見てみても、篠崎屋は納豆の売れ行き急拡大で注目を集めているようです。

 篠崎屋は、市中で納豆の売れ行きが急拡大していることで注目を集めている。12日には納豆関連株としてストップ高に買われた。


納豆ダイエットの話題が色々とありますので、大豆について調べてみました。


大豆タンパク質に関する研究発表が以前にありました。

牛乳やその他のタンパク質に比べて大豆タンパク質はLDLコレステロールを低下させるという結果となっています。

しかしその低下率は僅かに3%です。しかもこれらの試験では、1日のタンパク質総摂取量の半分(50g)という大量の大豆タンパク質が摂取されていました。


大豆タンパク質の大量摂取でLDLコレステロールは僅かに低下しましたが、HDLコレステロール、トリグリセリド、リポタンパク質、血圧に対する有意な影響は認められませんでした。


また、大豆タンパク質やイソフラボンが更年期の血管運動症状を緩和するというデータはなく、大豆が閉経後の骨損失を遅らせるということについては、はっきりとはわかっていません。


乳癌、子宮内膜癌、前立腺癌に対する大豆イソフラボンの安全性や有効性は確立されていません。


この理由から、イソフラボンを食事やサプリメントとして摂取することは推奨されていないようです。


これらの結果から、他のタンパク質に比べて大豆タンパク質が臨床的に重要で好ましい作用があるという以前の研究成果は確認することができませんでした。


一方、多価不飽和脂肪、繊維、ビタミン、ミネラルが豊富で飽和脂肪酸の含量が低いなどの理由により、多くの大豆製品は心血管や健康全体に対して良い影響を及ぼす可能性があります。


■引用記事:http://circ.ahajournals.org/cgi/content/abstract/CIRCULATIONAHA.106.171052v1


別の記事を見ても、イソフラボンは骨粗しょう症などの予防が期待される一方、過剰摂取による発がんの危険性も指摘されている。


納豆が売れ行きが好調なのは良いことかもしれないが、テレビやマスコミが変に煽ることで、
納豆はますます健康を考える人には売れて、そして人気が出て、価値が高まるかもしれない。


これらのデータや記事を見ても、健康に良いと思っているものが、
いつしか何かしらのデータや記事により、「納豆が良くない」という認識になってしまっては
元も子もない気がする。


現在、テレビの煽りの放映のおかげで、納豆についてはポジティブな反応が強すぎるだけに
ちょっとしたキッカケで、マイナスへの反応が強くでてしまうかもしれない。


ブームや興味・関心の度合いの「ふり幅」が大きい時ほど、逆にも動きやすいのではないだろうか。


適切な摂取量やキチンとした報道を期待したい。



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Profile
某食品会社で研究開発をし、在職中に独学で調理師免許を取得しました。でも、会社では包丁などは全く触れておらず、PC,実験データーと戯れるデジタルな調理師です。
また、心理学の米国認定資格、神経言語プログラミングNLPプラクティショナーを所持。有機溶剤作業主任者という資格も所持し、美容と食・ストレスについて心理・成分面からも独自にアプローチをしています。料理以外でも食卓が明るくなる情報を提供していきたいと思ってます。
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